月別アーカイブ: 2015年1月

「第3回国連防災世界会議」パブリック・フォーラムにて海岸防災林再生に関するシンポジウム~学び育てよう財産と命を守る海岸防災林~を開催します。

平成27年3月15日(日)仙台市TKPガーデンシティ勾当台において、シンポジウムを開催します。名取市長・佐々木一十郎 氏による基調講演と、民間団体・行政機関によるこれまでの取り組み,長期的視点に立った関係団体の相互の連携方策等について報告とパネルディスカッションを行い、今後の海岸防災林の早期再生及び維持管理に関する課題、方策の検討について議論を行います。

詳しくは http://kaiganrin.jp/news/2015/0315/index.htmlをご覧になり、申込フォームに記入の上、お申し込みください。

また平成27年3月14日(土)~18日(水)仙台メディアテーク展示ブースにおいては、海岸防災林の機能、NPO等による海岸防災林の取組のパネル等の展示を行いますので皆様奮ってご来場下さい。

「宮城県森林山村多面的機能発揮対策地域協議会」の安全講習会、情報交換会において「海岸防災林再生活動セミナー」のご案内をしました。

「宮城県森林山村多面的機能発揮対策地域協議会」の安全講習会及び情報交換会が1月27日に開催され、活動団体へ海岸防災林再生活動セミナーのご案内をしました。興味のあるボランティア団体も数多くあり、セミナーへ参加した後に海岸防災林再生へも関心を持って活動へ参加していただければうれしいです。情報交換会 安全講習会

「海岸防災林再生活動セミナー」が新聞へ掲載されました。

3月5日に仙台市アエル5Fで開催されるセミナーの案内が1月26日の河北新報朝刊に掲載されました。 

早速往復ハガキで沢山のご応募頂き、事務局としてもうれしく思っています。

今後、河北ウィークリー仙台等へも掲載予定です。

今後も多くの皆様のご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

海岸防災林再生活動セミナーが開催されます。

平成27年3月5日(木)13:00より仙台市アエル5F(仙台市情報・産業プラザ多目的ホール)において「海岸防災林再生活動セミナー」が開催されます。お申し込みは、往復ハガキに、住所、氏名、電話番号を記入の上、2/16まで 〒 981-0914 仙台市青葉区堤通雨宮町4-17 宮城県合同庁舎10F 宮城県緑化推進委員会「セミナー係」まで応募ください。2月下旬、結果をお送りします。

海岸林チラシ海岸林チラシ(裏)

未来へ大きな期待を込めた植樹祭が開催されました。

東北復興・海岸林再生記念植樹祭(その1)

 東日本大震災の大津波によって大きく姿を変えることになってしまった名取市の沿岸域。一日も早い復興・復旧を願い、野球文化とみどりの文化の普及、そして海岸防災林の再生と地球温暖化防止に貢献する森づくりを地域住民と県内外の団体との協働で行う、「国際生物多様性の日・グリーンウェイブ*2014」と「プロ野球の森 in 宮城・名取 制定記念植樹祭」が、5月22日に名取市下増田の台林国有林内「社会貢献の森」において開催されました。
東北復興・海岸林再生記念植樹祭(その2) 当日は、植樹活動に取り組む市民グループや地元の大学生・高校生などに加えて、日本の森の再生に取り組んでいる楽天から東北楽天ゴールデンイーグルスの関係者など、約60名が参加。海岸から約400メートル離れた1,760平方メートルの敷地に、クロマツの苗と宮城県産の種子を佐賀県の幼稚園児たちが復興を願って大切に育てたコナラの苗をあわせた1,112本が、1本1本丁寧に植えられました。
 植樹を終えた参加者からは「成長には長い時間かかりますが、若い人たちと一緒に植樹できてとても良かったです」や「今日植えた苗を自分たちが守っていきたいと感じました」と、思い思いの感想を述べてくれました。
 大震災前の姿を取り戻すまでには壮大な時間がかかりますが、今後もたくさんの方々にご参加いただき、失われてしまった海岸のマツ林を取り戻していく活動をこれからも続けていきます。

東北復興・海岸林再生記念植樹祭(その3)東北復興・海岸林再生記念植樹祭(その4)

*グリーンウェイブとは、国連が定めた「国際生物多様性の日(5月22日)」の現地時間午前10時に、世界中で青少年らが植樹などの生物多様性への理解を深めるための行動を呼びかけるキャンペーンです。地球の東から西へ「緑の波(グリーンベルト)」が拡がっていくことが名称の由来です。日本では、3月1日から6月15日までの間に植樹をはじめ、森林や樹木などの保全・手入れ・触れあう活動を広く呼びかけています。

伊達政宗公にゆかりある沿岸域に1,000本のクロマツを植栽しました。

名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式(その1)

名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式(その2) 東日本大震災がもたらした甚大な被害。とりわけ、沿岸域においては大津波によって多くの海岸のマツ林が失われてしまったことはご存じのとおりです。そうした沿岸域で失われてしまった海岸のマツ林を再び甦らせようと、5月4日、11日、25日の3日間、名取市下増田台林(台林国有林内)にて「名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式」が開催されました。
 今回の植樹式は、東京新聞の協力のもと、首都圏からのボランティアをはじめ、情報産業労働組合連合会、ゆりりん愛護会、地元の中高生や地域住民など、244名もの方々が参加しました。

名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式(その3)名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式(その4)

 力のいる穴掘りは男性が率先し、子どもたちや女性がクロマツの苗を穴に入れて土で埋めるという姿が見られ、おかげさまで3日間の植樹で2,000平方メートルの面積にクロマツの苗1,000本を植栽することができました。
名取・潮除須賀松(しおよけすかまつ)の森 再生植樹式(その5) 植栽が行われたこの地は、約400年前に仙台藩主・伊達政宗公によって植栽されたのが始まりと言われ、東日本大震災の大津波に見舞われるまで、約1,000ヘクタールを超える海岸林が潮害・飛砂・風害などから地域に暮らす人々を守り続けてきました。
 皆様のご協力で植えられたたくさんの小さなクロマツ。1年、10年、100年と成長しながら、まちの復興を見守り続けていくことでしょう。