令和5年10月25日(水)、東松島市浜市地内において「森と海を結う・絆の森林づくりプロジェクト」植樹祭・育樹祭を開催しました。昨年、一昨年に引き続きの開催で、令和3年度に宮城県で開催された全国豊かな海づくり大会を契機に、また、今年は令和7年に本県で開催される第48回全国育樹祭を記念して開催しました。森と海、そして人々の絆を更に深めて行くため、今年度は沿岸養殖漁業の盛んな東松島市の浜市漁港に隣接し、東日本大震災の津波により被災した海岸防災林の再生を図り、水産業の環境改善を目指し、漁業関係者と林業関係者との協働による植樹・育樹活動を行いました。当日は、天候にも恵まれ穏やかな天気の下、スタッフ含め55名の参加で、東松島市地元の高橋県議会議員、東松島市長、東松島市議会副議長よりご祝辞をいただいた後に、宮城県東部地方振興事務所石川所長、県漁協鳴瀬支所熊谷運営委員、石巻地区森林組合大内組合長、当委員会森理事長を含めた代表7名でヤマザクラの記念植樹を行い、記念撮影後に全国育樹祭推進室齋藤室長より令和7年に開催される第48回全国植樹祭の開催概要についての説明がありました。その後、参加者全員で0.1haにクロマツ苗300本を植栽を終え、隣接する海岸防災林のクロマツの枝落とし等の育樹活動を行い、最後に熊谷運営委員より「海からの潮騒」、大内組合長より「森からの木霊」と称したご挨拶を頂き閉会となりました。参加された皆様、大変お疲れ様でした。
(この事業は(公社)国土緑化推進機構の「緑の募金直接事業(東日本大震災復興事業)交付金」(一社)日本野球機構等からの寄附金)等や県内の皆様からの「緑の募金」を活用しています。)