






令和3年6月27日(日)、岩沼市寺島字川向地内において、NPO法人宮城県森林インストラクター協会の協力を得て、昨年度まで植樹活動に参加された一般公募親子45名による保育活動を開催しました。開会式では当委員会森理事長より海岸防災林の必要性などを盛り込んだ挨拶、NPO法人宮城県森林インストラクター協会より作業方法、危険植物(ドクウツギ・ニセアカシア等)などの説明を受けた後、5班に分かれて各班ごとにインストラクター協会の指導員を配備し、指導をいただきながらクズや草本類の抜き取り作業を行いました。1年前の植樹に参加した家族も多く、楽しみながら保育活動を行った後に記念撮影を行いました。その後にインストラクター協会による自然観察や防災学習などを実施し解散となりました。大変お疲れ様でした。
令和3年6月22日(火)、石巻市雄勝町において「森と海を結う・絆の森林づくりプロジェクト」植樹活動を行いました。当日は、梅雨らしい曇天の空模様でしたが、雨も降らず気温も平年並みの穏やかな天気の下、スタッフ含め約70名の参加で植樹活動を行いました。今回は、森と海をキーワードにして「森は海の恋人」に象徴されるように、森が育む栄養が海へ流れ込み魚介類を育む関係をテーマに、漁業関係者と林業関係者との協働による植樹活動で、来る10月3日に本県で開催される全国豊かな海づくり大会のPRも行いました。植樹式では、宮城県東部地方振興事務所小林所長、石巻市雄勝総合支所万城目支所長、県漁協雄勝湾支所運営委員会末永委員長、石巻地区森林組合大内組合長、当委員会森理事長の代表5名でヤマザクラの記念植樹を行い、記念撮影後に参加者全員で0.1haに抵抗性アカマツ苗250本を植栽しました。植栽後に末永委員長より「海からの潮騒」、大内組合長より「森からの木霊」と称したご挨拶を頂き閉会となりました。大変お疲れ様でした。
令和3年6月9日、10日、14日の3日間にわたり、仙台市立錦ヶ丘小学校5年生による仙台市若林区荒浜北官林において「次代を担う子どもたちの海岸防災林保育活動」を行いました。学年児童が多い事から3回に分け、新型コロナ感染対策に留意しながらNPO法人宮城県森林インストラクター協会の協力を得て開催しました。3日間とも天候に恵まれ、震災遺構仙台市立荒浜小学校の見学を行った後に保育活動となり、冒頭で海岸防災林の歴史、震災による津波で焼失した経緯など説明し、その後、班ごとに保育活動、自然観察、釣りと三密を避けながら順次体験を行いました。保育活動では一生懸命にクズの根を抜き取ったり、終始楽しく除草作業を行っていました。昼食後に記念撮影、当委員会で提供した『とうほく「海岸」ものがたり』を説明、海岸に移動して海岸清掃とビーチコーミング活動を行い閉会式となりました。大変お疲れ様でした。
令和3年3月19日(金)、東松島市大曲浜において「大曲浜潮除須賀松の森」アサヒ飲料労働組合植樹活動が行われました。当初は50名ほどの参加の予定でしたが、コロナ禍により必要最低限の東京本部より4名、奥州市の(株)ミチノクより2名の参加をいただき、検温と体調チェックを行った後に開会セレモニーを行いました。県当局で作成した海岸防災林の資料を配付し、県民協働による再生活動等について説明をした後、この植樹活動の準備や指導等をお願いしている石巻地区森林組合より植樹方法の説明を受け、全員で抵抗性クロマツ苗558本の植樹を行いました。この間、ブルーインパルスの飛行訓練が盛んに行われ、参加された組合員の方々も興味津々の中無事に植樹を終え、集合写真を撮りました。その後、防潮堤へ移動して石巻湾を眺望しながら周辺地域の復興状況や多重防災機能、海岸防災林の果たす役割などを説明しました。今回の植樹活動が協定地内での最後の記念すべき植樹活動となりました。大変お疲れ様でした。
令和2年11月3日(火)、七ヶ浜町代ヶ崎浜区において「みんなの森づくり」植樹活動が開催されました。東日本大震災により失われた防潮堤機能等の回復を図るために開催されたもので、皆さんからご協力いただいた緑の募金等を活用した「緑化促進事業(海岸防災林再生事業)」で0.15haに広葉樹371本の植樹を行いました。当日は、寺澤町長及び町議会議長よりご祝辞を頂き、NPO法人宮城県森林インストラクター協会の植樹指導のもと、代ヶ崎地区の住民と多くの子供達が参加されました。植栽木にはそれぞれに植栽した方の名札がつけられ、将来まで見守られるよう配慮されていました。今後も防潮堤の役割となる海岸防災林を皆さんですくすくと育てていただければ幸いです。大変お疲れ様でした。
令和2年10月24日(土)、仙台市宮城野区岡田字砂原において㈱ジャパンクリーンによる植樹活動が行われました。今回もNPO法人宮城県森林インストラクター協会に準備や植樹指導を行っていただき、㈱ジャパンクリーン及び協力企業の社員、森林インストラクター協会スタッフ約60名が2班に分かれて北側と南側から植栽を行いました。0.6haの協定地に3,000本の抵抗性クロマツ苗を植栽する予定でしたが、事前に排水溝を掘られていましたが水捌けの悪い箇所が多く、2,550本の植樹となりました。また、仙台市主催の第11回ふるさとの杜再生プロジェクト植樹会も同じ場所で行われていて、仙台市の郡市長が表敬され、東京から取材に見えていたエーテンラボの方と歓談しながら記念撮影するなど、参加者と和やかに歓談されていました。大変お疲れ様でした。
令和2年10月4日(日)、東松島市において、第45回宮城県みどりの少年団大会が開催されました。当日は曇天で屋外での活動には絶好な天候となり、参加した11団123名でアオダモ40本とマツクイムシ抵抗性クロマツ苗1,005本の植樹を行いました。この苗木の内、仙台トヨペット㈱様からグリーンキャンペーンの一環としてアオダモ40本とマツクイムシ抵抗性クロマツ200本を寄贈いただき、苗木贈呈式の後に全員で植樹を行いました。午後は大会式典で、令和2年度緑の少年団育成功労賞・登米市立米川小学校みどりの少年団育成会に表彰状と記念品の授与、新規に結成された丸森町立舘矢間小学校と東松島市立宮野森小学校に団旗とスカーフが贈呈され、また、令和2年度緑化推進運動内閣総理大臣表彰を受けた宮城県みどりの少年団連盟浅野貴男会長の功労者紹介を行いました。おめでとうございます。式典終了後、NPO法人宮城県森林インストラクター協会がネイチャークラフトや緑化花苗の植え付け、クロベンケイガニ釣り、ジャグリング体験等様々なレクリェーションで楽しませてくれ、閉会式、解散となりました。東松島市長様をはじめ会場となった東松島市の皆様やご協力をいただきましたスタッフの皆様、どうもありがとうございました。