平成27年4月18日(土)、岩沼市寺島字川向において、宮城県林業研究会連絡協議会主催の植樹活動が行われました。会員26名、柴田農林高校生20名、他6名全員で440本の抵抗性クロマツを植樹しました。 今回はNHKのTV 取材もありました。植栽後は、昨年植栽した名取市下増田の視察を行いました。
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「岩沼潮除須賀松の森」植樹活動が行われました。
「名取・潮除須賀松の森」植樹活動が行われました。
「海岸防災林再生セミナー」の写真です。
その重要性の理解を深めた「海岸林再生活動セミナー」を開催しました。
3月5日、仙台市情報・産業プラザ多目的ホールにおいて、「海岸防災林再生活動セミナー」を開催しました。
当日は多数の方が来場される中、午後1時の定刻どおりにセミナーが始まりました。冒頭、村井嘉浩宮城県知事に代わって登壇した勝又敏彦宮城県農林水産部次長は、平成32年までに宮城県の海岸防災林約1,460ヘクタールのうち約1,000ヘクタールの植樹を終え、約50年かけて育んでいく計画を持っていることに触れ、「本日は3名の講師の方からそれぞれの得意分野でのお話があるかと思いますが、本セミナーでの内容を十分に理解していただいて、皆様の今後の活動につなげていただければ幸いです」と挨拶しました。
「海岸防災林再生の重要性について」と題した第一部では、海岸防災林再生等復興支援事業アドバイザである国土防災技術株式会社の田中賢治氏が登壇し、東日本大震災後の検証で海岸林の有効性が注目されるようになったと述べ、植栽の目的、苗の種類、留意事項など、その重要性について細かく解説いただきました。 「宮城県の海岸再生プラン」と題した第二部では、宮城県農林水産部森林整備課課長の小杉徳彦氏が登壇。伊達政宗公の江戸時代から始まったという宮城県における海岸防災林造成の歴史の振り返りや東日本大震災によって被害に遭った海岸防災林の再生プランなどが紹介されました。
そして第三部では、作家や写真家など多方面で活躍されている椎名誠氏を招いて「地球の自然環境は不公平」と題した講演が行われ、世界を歩いてきた椎名氏ならではの体験をもとに、日本と他国との自然環境や生活習慣の違いなどを織りまぜて、失って分かった海岸防災林の重要性と再生の必要性についてお話しいただきました。
閉会の挨拶に立った森琢男宮城県緑化推進委員会理事長は「日本独特の風景は生活防御のための海岸林の機能美の現れでもあり、地域の人々の努力の賜物でもあります。この海岸林の成り立ちやその効用が広く理解され、宮城の海岸林再生活動が多くの皆様の手により進められますことと、海岸林が鎮魂と復興を語り継ぐ絆の場として、世代を超えて引き継がれることを願うものであります」と締めくくり、本セミナーは滞りなく終了しました。
ご多忙の中、出席いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
「名取・潮除須賀松の森」に植樹を行いました。
名取市海岸林の震災前写真です。
~一緒に植樹しませんか~
植樹活動参加希望の皆様へ!
公益社団法人宮城県緑化推進委員会では、 海岸防災林再生のため植樹活動を希望される皆様方を対象に、フィ-ルドを準備しました!
植栽箇所は、岩沼市寺島字川向の被災地で、【参集型】と【独立型】を公募します。
参集型は、個人、グループ、地域住民等の皆様方が、一同にお集まりいただき植樹活動ができるタイプです。植栽樹種は、抵抗性クロマツコンテナ苗木で当委員会が準備します。
①植樹日:第1回目は平成27年4月26日(日)、第2回目は5月24日(日)です。
②募集期間:第1回目は、3月2日から3月31日まで。
第2回目は、3月2日から5月11日まで。
独立型は、団体・企業・NPO等の皆様方が、個別に自分たちの決めた植栽日に植樹活動ができるタイプです。植栽樹種は、抵抗性クロマツコンテナ苗木で当委員会が準備します。
①募集期間:平成27年2月25日から3月20日まで。
②植栽面積:1団体が植樹できる面積の上限は、最大0.1ha(1,000㎡)となります。(応募者が多い場合は、面積の調整があります。)
詳細、様式等については、次のHP http://miyagiryokusui.com/sea/ を参照願います。
※ お問い合わせはFAXかメールでお願いします。
所在地:仙台市青葉区堤通雨宮町4-17 宮城県仙台合同庁舎10階
FAX:022-301-7502 E-mail:miyagiryokusui@jewel.ocn.ne.jp
担当:公益社団法人宮城県緑化推進委員会 森
平成26年5月の当委員会とNPO等団体の方々との植樹作業の写真です
(名取市下増田 台林国有林「社会貢献の森」内)