スタッフが撮影した植樹活動の写真をアップします。
平成28年10月2日(日)、岩沼市寺島字川向地区において、一般参集型の植樹活動を行いました。当日は天候にも恵まれ、スタッフ含め約170名で1,506本の抵抗性クロマツの苗を植樹しました。森理事長の開会のあいさつ、岩沼副市長様のご祝辞、植樹方法の説明の後にみなさんで植樹を行い、全員での記念撮影の後に解散となりました。小さなお子さんからご年配の方まで、暑い中、一生懸命にクロマツ苗を植えていただき、ありがとうございました。また、この植樹祭を開催するにあたり、ご協力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。これから大きく育っていく様子をまたブログでも報告して行きたいと思います。今回は事務局で撮影した写真を掲載し、スタッフ撮影の写真も今後アップしていきますのでご覧ください。
平成28年8月25日、「名取・潮除須賀松の森」「岩沼潮除須賀松の森」植栽地の状況調査を行いました。名取ではシンクイムシの新たな被害は確認できませんでしたが、クズの繁茂が見受けられる箇所がありました。岩沼では先日のクズの除草剤を施行した部分の枯損を確認しました。すす病の被害苗にはテープで印をつけましたが、全部で105本も確認されました。また、一部苗の下部が1㎝から2㎝程度の高さで樹皮部分の剥離があり枯損していました。ネズミ?の食害かもしれませんので、今後調査し情報提供して参りたいと思います。また、10月2日に植樹祭を行う場所についても式典の配置等を検討しました。
平成28年7月29日、東松島市において宮城県みどりの少年団大会が開催されました。昨年播種し1年間育てられた抵抗性クロマツ苗の植樹と、来年植樹する苗木の播種を行いました。また、現在の地球の状態が見られる科学地球儀を日本初展示している「ディスカバリーセンター」の見学を希望した団も多数あり、大変貴重な体験をされたようでした。 午後の式典ではC.W.ニコルさんからの森林の大切さについてのビデオレターや、地元で苗木生産されている手代木孝允さんからは津波時の被災状況や子供の頃の生活と海岸防災林の関わりについてなど大変興味深いお話しをしていただきました。その後の交流会も宮城県森林インストラクター協会等のスタッフの企画でいろいろなものづくりを行い、大いに盛り上がりました。会場となった東松島市の皆さんをはじめ、スタッフの皆様、たいへんありがとうございました。
平成28年7月12日(火)、海岸防災林再生支援植樹活作業等講習会を開催しました。第1部は岩沼市寺島字川向地区において「植樹活動地の管理に関する現地視察研修」として、除草の方法のデモンストレーションや各団体の植樹地での除草実施の有無や方法について検討し合いました。特にクズの除去法として専用除草剤の使用方法について宮城中央森林組合の方々に実演していただきました。
第2部「植樹苗木の生産地視察研修」として蔵王町の苗木生産者の太田清蔵さんに講師として、クロマツコンテナ苗の生育過程やスギやカラマツ苗生産についてなどいろいろな説明をしていただきました。
第3部「意見交換会(植樹活動関係)」 は蔵王町ふるさと文化会館で、当委員会森専門監より管理方法、支援策についての説明を行い、その後各団体の活動等PRを述べて頂き、また、植樹活動の問題点についても話し合いました。短い時間でしたが、事務局としても有意義な一日となりました。ありがとうございました。