「みどりの少年団」は、公益社団法人国土緑化推進機構が国土緑化運動の一環として昭和45年から全国的に組織化を呼び掛け、結成されました。
宮城県のみどりの少年団は、昭和50年から各学校や地域を単位にしてみどりの少年団が結成され、令和5年2月現在53団体、3,455名の団員が活動しています。
みどりの少年団は、次代を担う青少年が自然に親しみ、みどりを守り育てる活動を通じて森林に関する知識を身につけ、健全な社会人を育成していくことを目的としています。
(公社)宮城県緑化推進委員会は、みどりの少年団を新規に結成するときや、日ごろの緑化活動に対して助成をして、育成を支援しています。
県内各地にみどりの少年団が結成されたことに伴い、昭和52年1月に宮城県みどりの少年団連盟が組織され、各みどりの少年団及び同育成会との相互の連携のもとに、みどりの少年団の育成と自主的な活動の指導を行い、少年団の健全な発展を図っています。
宮城県みどりの少年団連盟の事務局は、(公社)宮城県緑化推進委員会に置いています。
宮城県みどりの少年団大会は、宮城県と宮城県みどりの少年団連盟、宮城県緑化推進委員会との共催で開催しており、毎年多くのみどりの少年団員が参加して、植樹・育樹活動、自然観察、交流会、レクリエーション等を行い、緑や自然の大切さを学び、団員同士の連携を深める活動を行っています。
令和6年度の第49回宮城県みどりの少年団大会は、9月28日(土)、白石市「南蔵王野営場」、蔵王町「宮城県蔵王自然の家」において開催されました。
NPO法人宮城県森林インストラクター協会の全面的な協力をいただき、みどりの少年団18団、育成会、スタッフ等総勢316名の参加となりました。今年度は、宮城県大河原産業高校環境科学科の生徒さんにも特別参加をいただき、団員と一緒に保育活動を行うなど大会を盛り上げていただきました。また、ダイドードリンコ(株)様のご協賛によりドリンクの提供をいただきました。
今回は、令和7年に宮城県で開催される第48回全国育樹祭プレイベントとして開催され、午前中は南蔵王野営場において、団員による林内の保育(枝打ち除伐)活動や自然観察、全国育樹祭で使用するプランターカバーの製作を行い、式典では、浅野少年団連盟会長のあいさつ、開催地である山田白石市長の祝辞、そして新規結成した登米市立津山小学校みどりの少年団と東松島市立矢本東小学校みどりの少年団へ装備品(団旗とスカーフ)が贈呈されました。また、全国育樹祭のPRとプレイベント記念育樹として、会長、白石市長、少年団代表により、平成9年に第48回全国植樹祭で植栽した樹木の枝打ちを行いました。
午後は、蔵王自然の家に移動し、野外炊飯場の屋内及び広場で交流会が行われ、団員の皆さんが楽しみにしている様々なネイチャークラフトや屋外でのゲームなどのレクリエーションを楽しみながら、交流を深め、最後に髙子少年団副会長の閉会のあいさつで解散となりました。当日は曇り空でしたが、心配された雨にも当たらず、とても充実した大会となりました。
この大会運営に関係していただいた皆様、どうもありがとうございました。
公益社団法人国土緑化推進機構は、全国の優れた活動を実践している緑の少年団を選抜して全国緑の少年団活動発表大会を全国育樹祭併催行事として開催しております。
平成30年度は「松島第五小学校みどりの少年団」がみどりの奨励賞(優良賞)に選ばれました。
おめでとうございます。
本県の参加及び入賞は下記のとおりです。たくさんの参加をお待ちしております。
記
平成30年度 松島町立松島第五小学校みどりの少年団 (優良賞受賞)
平成29年度 米川小学校みどりの少年団 交流大会に参加
(みどりの奨励賞並びに全国育樹祭大会会長賞受賞)
平成27年度 利府町みどりの少年団 全国発表者に選抜
(みどりの奨励賞並びに全国育樹祭大会会長賞受賞)
平成25年度 登米市立米川小学校みどりの少年団 (優良賞受賞)
平成24年度 白石市立深谷小学校みどりの少年団 全国発表者に選抜
(みどりの奨励賞並びに全国育樹祭大会会長賞受賞)
平成23年度 利府町みどりの少年団 全国発表者に選抜
(みどりの奨励賞並びに全国育樹祭大会会長賞受賞)
みどりの少年団一覧表は下記PDFをご覧ください。